海外旅行で日本のSIMはオフにするべき?eSIM利用時の設定と高額請求を防ぐ方法【2026年版】

海外旅行でeSIMを利用する際、
「日本のSIMはオフにした方がいい?」
「海外eSIMを使っていても、日本の携帯料金が発生する?」
「日本の電話番号は使えなくなる?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、海外旅行用eSIMでデータ通信を利用する場合、意図しない海外ローミング料金を防ぐため、日本の回線をオフにしておくと安心です。
ただし、日本の電話番号でSMSを受信したい場合など、状況によっては日本の回線をオンにしておく必要があります。
この記事では、海外旅行用eSIMを利用するときの日本回線の設定について解説します。
1. 海外旅行で日本のSIMはオフにするべき?
基本的には、日本の回線をオフにして旅行用eSIMを利用する方法がおすすめです。
例えば、スマートフォンに以下の2つの回線が入っているとします。
日本の回線:docomo・au・SoftBank・楽天モバイルなど
旅行用回線:海外旅行向けeSIM
海外でインターネットを利用する場合は、旅行用eSIMをモバイルデータ通信に設定します。
tabitsuでは、基本的に以下の状態をおすすめしています。
設定項目 | 推奨設定 |
日本の回線 | オフ |
旅行用eSIM | オン |
モバイルデータ通信 | 旅行用eSIM |
機内モード | オフ |
データローミング | 商品の案内に従う |
※日本の回線でSMSを受信する必要がある場合などは、設定が異なります。
2. 海外eSIMを使っていても高額請求されることはある?
はい。日本の回線の設定によっては、海外eSIMを購入していても、日本の通信会社から別途料金が発生する可能性があります。
海外旅行用eSIMを購入しただけでは、日本の回線の海外ローミング機能が自動的に無効になるわけではありません。
例えば、日本の回線で海外データ通信を利用したり、海外で電話を発信・着信したりすると、契約内容に応じて料金が発生する場合があります。
そのため、海外旅行用eSIMを利用する際は、実際にどの回線で通信しているかを確認することが重要です。
なお、日本の回線をオンにしているだけで、必ず高額な料金が発生するわけではありません。
料金は契約している通信会社やプラン、利用内容によって異なります。
3. 日本のSIMをオフにすると電話番号はどうなる?
日本の回線をオフにしても、電話番号の契約自体がなくなるわけではありません。
帰国後に日本の回線をオンにすれば、再び利用できます。
ただし、日本の回線をオフにしている間は、その回線での電話やSMSを受信できません。
例えば、日本の電話番号宛てに送られてくるSMS認証コードも、回線をオフにしている間は受信できません。
日本の電話番号でSMS認証が必要な方は、出発前に日本で利用する通信会社の海外SMS受信条件を確認しておきましょう。
4. 海外で日本のSMS認証を受け取りたい場合は?
海外旅行中でも、銀行やクレジットカード、各種サービスのログイン時にSMS認証が必要になることがあります。
その場合、日本の回線をオンにしておく方法があります。
ただし、注意点があります。
日本の回線をオンにすることと、日本の回線でデータ通信を利用することは別です。
対応するスマートフォンでは、
日本の回線:オン
旅行用eSIM:オン
モバイルデータ通信:旅行用eSIM
という設定が可能です。
さらに、日本の回線のデータローミングをオフにすることで、意図しないデータ通信を防ぎやすくなります。
ただし、データローミングをオフにしても、音声通話やSMSに関する料金まで完全に防げるわけではありません。
海外でのSMS受信料金や通話料金は、日本の通信会社の契約内容をご確認ください。
5. 日本のSIMと海外eSIMは同時にオンにできる?
はい。対応したスマートフォンでは、日本の回線と海外eSIMを同時にオンにできる場合があります。
例えば、
日本の電話番号ではSMSを受信する
海外eSIMではインターネットを利用する
という使い分けが可能です。
ただし、すべてのスマートフォンが同じ方法に対応しているわけではありません。
機種やOS、SIMの組み合わせによって、同時に利用できる回線数などが異なります。
また、iPhoneでは「モバイルデータ通信の切替を許可」がオンになっていると、状況によってデータ通信に使用する回線が勝手に切り替わる場合がありますのでご注意ください。
意図しない日本回線での通信を避けたい場合は、この設定も確認しておくと安心です。
6. 旅行用eSIMのデータローミングはオン?オフ?
ここは特に間違えやすいポイントです。
海外旅行用eSIMには、大きく分けて次の2種類があります。
純正回線タイプ
現地通信会社の回線を直接利用するタイプです。
商品によっては、データローミングをオフにした状態で利用します。
ローミング回線タイプ
渡航先の提携通信会社のネットワークへ接続するタイプです。
ローミング回線では、データローミングをオンにする必要がございます。
そのため、
「海外ではデータローミングをオフにした方がいい」
という説明を、旅行用eSIMにもそのまま当てはめないようにしてください。
日本の回線のデータローミング設定と、旅行用eSIMのデータローミング設定は別々に考える必要があります。
必ず購入した商品の設定案内をご確認ください。
7. 海外でeSIMがつながらない場合の確認事項
海外旅行用eSIMを追加したのにインターネットにつながらない場合は、まず以下を確認してください。
① モバイルデータ通信がオンになっている
② 旅行用eSIMがオンになっている
③ モバイルデータ通信に旅行用eSIMが選択されている
④ 機内モードがオフになっている
⑤ ローミング回線の場合、データローミングがオンになっている
これらを確認しても通信できない場合は、端末の再起動などをお試しください。
※Androidでは機種によって設定項目の名称や場所が異なります。
設定方法が分からない場合は、tabitsuカスタマーサポートまでお問い合わせください。
詳しい対処方法は、関連記事「eSIMは追加できたのに海外でつながらない?原因と対処法」でも解説しています。
8. 帰国後は日本の回線をオンに戻しましょう
海外旅行から帰国したら、スマートフォンの回線設定を日本で使用する状態に戻します。
基本的には、
① 日本の回線をオン
② モバイルデータ通信を日本の回線に変更
③ 旅行用eSIMをオフ
という流れです。
旅行用eSIMは、不要でしたら削除をお勧めいたします。
特に、T-MobileやVerizonなどの純正回線の場合は、次回同じキャリアを利用する時に古い回線が残っていますと新しい回線に不具合が発生する可能性がございます。
9. よくある質問(FAQ)
Q1. 海外eSIMを使うとき、日本のSIMは抜いた方がいいですか?
eSIMを利用する場合、日本の物理SIMを抜く必要はありません。
スマートフォンの設定画面から日本の回線をオフにできます。
Q2. 日本のSIMをオフにするとLINEは使えなくなりますか?
いいえ。
旅行用eSIMでインターネットに接続できていれば、通常はLINEを引き続き利用できます。
ただし、アカウントの再認証などでSMSが必要になる場合は注意してください。
Q3. 日本のSIMをオフにすると電話番号が消えますか?
いいえ。
回線をオフにするだけでは、電話番号の契約はなくなりません。
Q4. 日本のSIMをオンにしたまま海外eSIMを使えますか?
はい。対応端末では可能です。
ただし、日本の回線で海外通信や通話を行うと、契約内容に応じて別途料金が発生する場合があります。
Q5. 日本の回線をオフにしてもWi-Fiは使えますか?
はい。
Wi-Fiはモバイル回線とは別の通信機能なので、日本の回線をオフにしても利用できます。
Q6. 海外eSIMを使うと、日本の電話番号でSMS認証できますか?
日本の回線がオフの場合、その回線宛てのSMSを受信できません。
SMS認証が必要な場合は、日本の回線をオンにして受信する方法があります。
ただし、利用可否や料金は通信会社の契約内容によって異なります。
10. まとめ
海外旅行用eSIMを利用する際は、日本の回線と旅行用eSIMの設定を正しく使い分けることが大切です。
基本的には、
日本の回線:オフ
旅行用eSIM:オン
モバイルデータ通信:旅行用eSIM
という設定がおすすめです。
一方、日本の電話番号でSMS認証が必要な場合は、日本の回線をオンにして利用する方法もあります。
ただし、海外での通話料金やSMS料金、データローミング料金には注意してください。
また、旅行用eSIMのデータローミング設定は、純正回線かローミング回線かによって異なります。
必ず購入した商品の設定案内をご確認ください。
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