eSIMは追加できたのに海外でつながらない?現地で通信できない原因と対処法【iPhone・Android】
- 8月4日
- 読了時間: 9分

海外旅行用のeSIMをスマートフォンへ正常に追加できたものの、
「現地に到着したのにつながらない」
「アンテナは立っているのにインターネットが使えない」
「eSIMは入っているはずなのに通信できない」
ということがあります。
eSIMがスマートフォンに追加されていることと、現地で正常に通信できることは別です。
設定が一つオフになっているだけで通信できないケースも少なくありません。
この記事では、海外到着後にeSIMがつながらない場合に確認していただきたいポイントを、iPhone・Androidの両方について順番に解説します。
※Androidはメーカー・機種・OSによって項目名や設定場所が異なります。設定場所が分からない場合は、tabitsuカスタマーサポートまでお問い合わせください。
① まずは基本的な回線設定を確認
最初に、スマートフォンの回線設定を確認しましょう。
海外で旅行用eSIMを利用する場合は、基本的に以下の状態になっているか確認してください。
✓ モバイルデータ通信:オン
✓ 日本で普段使用している回線:オフ
✓ 旅行用eSIM:オン
✓ 機内モード(フライトモード):オフ
まずはここを確認しましょう。
② ローミングタイプの商品は「データローミング」を確認
海外用eSIMには、大きく分けて現地通信会社の純正回線を利用する商品と、海外ローミングを利用して現地通信会社へ接続する商品があります。
ローミングタイプの商品をご利用の場合は、「データローミング」をオンにする必要があります。
非常に基本的な設定ですが、実際にtabitsuへお問い合わせいただくケースでも、
データローミングがオフになっていた
ということは少なくありません。
eSIMは正常に追加されていて、アンテナも表示されているのにインターネットだけ使えない場合は、まずデータローミングを確認してください。
iPhoneの場合
設定 → モバイル通信 → 旅行用eSIM → データローミング
から確認できます。
ローミングタイプの商品をご利用の場合はオンにしてください。
Androidの場合
一般的には、
設定 → ネットワークとインターネット → SIM → 旅行用eSIM → ローミング
などから設定できます。
ただし、Androidは機種によって名称や場所が大きく異なります。
分からない場合は、無理に設定を変更せずtabitsuカスタマーサポートまでお問い合わせください。
③ 電話番号付きの純正回線は「電話番号」を確認【iPhone】
電話番号付きの現地純正回線をご利用の場合、iPhoneでは現地の電話番号が正常に反映されているか確認してください。
設定 → モバイル通信
を開き、旅行用回線を確認します。
正常に開通している電話番号付き回線では、現地の電話番号が表示されます。
もし電話番号付きの商品を購入しているにもかかわらず、現地到着後も電話番号が反映されていない場合は、回線側の確認が必要な可能性があります。
その場合はtabitsuカスタマーサポートまでお問い合わせください。
Androidでは電話番号が表示されない場合があります
Androidの場合は少し事情が異なります。
電話番号付きのeSIMが正常に開通していても、端末の仕様によって設定画面に電話番号が表示されないことがあります。
そのため、
「電話番号が表示されない=回線が正常に開通していない」
とは限りません。
Androidで電話番号が表示されないだけであれば、それ自体は不具合ではありません。
通信できない場合は、この記事のほかの設定も確認してください。
④ iPhoneは日本の「構成プロファイル」を確認
iPhoneをご利用の場合、意外と多い原因が日本で使用していた構成プロファイルです。
日本の通信会社や格安SIMなどでインストールした構成プロファイルが残っていると、海外eSIMの通信設定と干渉し、現地でのデータ通信を妨げる場合があります。
まず、
設定 → 一般 → VPNとデバイス管理
から、構成プロファイルがインストールされていないか確認してください。
※iOSのバージョンによって表示が異なる場合があります。
プロファイルを削除すると改善する場合があります
日本の通信会社の構成プロファイルが原因と考えられる場合、プロファイルを削除することで海外eSIMが正常につながるケースがあります。
ただし、プロファイルの削除は任意です。
プロファイルには日本で使用している通信会社の設定などが含まれる場合があるため、削除して問題ないプロファイルか分からない場合は、ご自身で判断して削除せず、tabitsuカスタマーサポートへお問い合わせください。
削除する手順は以下になります。
① 日本の通信会社の構成プロファイルを削除
↓
② Wi-Fiをオフ
↓
③ iPhoneの電源をオフ
↓
④ 1分待つ
↓
⑤ 電源をオン
その後、海外eSIMで通信できるか確認してください。
日本へ帰国したら
日本で利用していた通信会社のプロファイルが必要な場合は、帰国後にご利用の通信会社の公式サイトから再度ダウンロード・設定してください。
なお、構成プロファイルを削除しても、写真・動画・アプリ・連絡先など、スマートフォン内の通常のデータが削除されるわけではありません。
⑤ Androidは「APN」を確認
Androidをご利用の場合は、APN(アクセスポイント名)を確認してください。
APNとは、スマートフォンが通信会社のネットワークを利用してインターネットへ接続するための設定です。
通常、eSIMを追加すると必要なAPNが自動的に設定されます。
しかし、端末や回線の組み合わせによっては、APNが自動で設定されないことがあります。
この場合、
eSIMは正常に追加されている
回線もオンになっている
にもかかわらず、データ通信ができないことがあります。
APNが入っていない場合は手動設定
APNが自動的に設定されていない場合は、手動で設定してください。
tabitsuの商品では、必要なAPN情報を開通完了メールに記載しています。
開通完了メールを確認し、記載されているAPN情報を入力してください。
Androidは機種によって、
APNの場所
項目名
新しいAPNの追加方法
保存方法
APNの選択方法
などが異なります。
APNの設定方法が分からない場合は、tabitsuカスタマーサポートまでお問い合わせください。
⑥ 設定に問題がなければ、再起動を試す
ここまで確認しても設定に問題が見つからない場合は、スマートフォンと現地ネットワークの接続を一度切り離してみましょう。
以下の操作を順番にお試しください。
STEP 1:Wi-Fiをオフ
まずWi-Fiを完全にオフにします。
Wi-Fiにつながった状態では、旅行用eSIMによるデータ通信が正常かどうか確認しにくいためです。
↓
STEP 2:機内モードをオン
機内モードをオンにします。
そのまま1分間待ちます。
↓
STEP 3:機内モードをオフ
1分経過したら機内モードをオフにします。
現地通信会社のネットワークを検索して接続するまで、少し時間がかかる場合があります。
↓
STEP 4:電源をオフ
それでも通信できない場合は、スマートフォンの電源を完全にオフにします。
そのまま1分間待ちます。
↓
STEP 5:電源をオン
スマートフォンを起動します。
起動後、3分間待ってからデータ通信ができるか確認してください。
ブラウザなどを開き、Wi-Fiではなく旅行用eSIMでインターネットへ接続できるか確認しましょう。
それでもつながらない場合は?
ここまで確認しても通信できない場合は、スマートフォンの設定ではなく、回線側の確認が必要な可能性があります。
何度も設定を変更するのではなく、tabitsuカスタマーサポートまでお問い合わせください。
お問い合わせの際は、
・ご予約内容
をお送りいただくと、原因を確認しやすくなります。
現地でつながらないときのチェックリスト
まずは以下を順番に確認してください。
□ モバイルデータ通信がオン
□ 日本の回線がオフ
□ 旅行用eSIMがオン
□ モバイルデータ通信に旅行用eSIMを選択
□ 機内モードがオフ
□ ローミング商品の場合、データローミングがオン
□ iPhoneの電話番号付き純正回線なら、現地電話番号が表示されている
□ iPhoneの場合、日本の構成プロファイルを確認
□ Androidの場合、APNを確認
すべて問題なければ、
Wi-Fi OFF → 機内モードON(1分)→ OFF(3分)→ 電源OFF(1分)→ 電源ON(3分)
の順番でお試しください。
tabitsu編集部より
「eSIMは追加できたのに、現地に着いたら通信できない」という場合でも、必ずしもeSIMや回線そのものに問題があるとは限りません。
実際には、
・データローミングがオフになっていた
・日本の構成プロファイルが残っていた
・AndroidでAPNが自動設定されていなかった
など、スマートフォン側の設定を変更するだけで解決するケースが多いです。
一方で、電話番号付き純正回線で現地の電話番号がiPhoneに反映されていないなど、回線側の確認が必要なケースもあります。
原因が分からない場合や、設定を変更してよいか判断できない場合は、無理に操作せずtabitsuカスタマーサポートまでお問い合わせください。
よくある質問
eSIMは入っていますが、インターネットだけ使えません
まず、旅行用eSIMがモバイルデータ通信に選択されているか確認してください。
ローミングタイプの商品では、データローミングがオフになっていないかも確認しましょう。
データローミングはオンにして大丈夫ですか?
商品によって設定が異なります。
ローミング回線を利用する商品では、基本的にデータローミングをオンにする必要があります。
設定を変更してよいか判断できない場合は、無理に操作せずtabitsuカスタマーサポートまでお問い合わせください。
iPhoneに日本のプロファイルがあります。削除して大丈夫ですか?
海外eSIMとの通信を妨げている場合があり、削除によって改善するケースがありますが、削除は任意です。
どのプロファイルなのか判断できない場合は、削除する前にtabitsuへお問い合わせください。
Androidで電話番号が表示されません
Androidでは、電話番号付き回線でも端末の仕様によって電話番号が表示されない場合があります。
表示されないこと自体は不具合ではありません。
AndroidのAPNが分かりません
必要なAPN情報は、tabitsuからお送りしている開通完了メールをご確認ください。
入力方法が分からない場合は、予約内容と共にtabitsuへお問い合わせください。
まとめ
海外でeSIMがつながらない場合は、まず基本設定から確認しましょう。
特に見落としやすいのが、データローミング・iPhoneの構成プロファイル・AndroidのAPNです。
設定に問題がなければ、
Wi-Fi OFF → 機内モードON/OFF → 再起動
まで順番に試してみましょう。
それでも通信できない場合は、回線側の確認が必要な可能性があります。
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